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中綿の選び方

フランス産ダック/グースを使用した天然中綿
ピレネックスの天然中綿は、用途と最終製品の好みの特性に応じたさまざまな配合の、ガチョウとアヒルの羽根と羽毛から構成されています。実際、羽根(フェザー)と羽毛(ダウン)は、それぞれに固有の特性を付与する物理的に異なる構造を持っています。

ダウン

この貴重な素材は、ガチョウとアヒルの羽根の中にわずか10%だけ含まれています。ダウンは芯とその周りのあらゆる方向に伸びる細かい繊維から構成されます。この3次元の幾何学構造は、しなやかさと膨らむ力を与えるだけではなく、保温性に欠かせない役割も担っています。これは、大量の空気を蓄えることで、熱がもたらされるためです。

フェザー

フェザーは芯があり、両側に分岐しているため、ダウンの房に比べて、より組織的な構造を持ちます。その寸法に応じて、フェザーまたはスモールフェザーと呼ばれます。みずかきのある鳥の羽根は、特徴的な美しい曲線を描きます。これらのフェザーを中綿に用いた製品が反発力と密度を持つのはそのためです。

グースダウンそれともダックダウン?

ガチョウはアヒルよりも大きいため、ガチョウの羽毛は通常、アヒルの羽毛に比べてより 膨らみがあります。したがって、グースダウンの中綿は、ダックダウンの中綿に比べて、㎡当たりのグラム数が少なくなりますが、暖かさや心地よさは同じです。その独自のノウハウと経験により、ピレネックスはグースダウンの特性を上回るダックダウン、 レジェンド1859を開発しました。

ピレネックスの
高級ダウン

代々受け継がれてきたノウハウで世界的に知られるメーカー、ピレネックスは、160年以上にわたり、同じ愛情と同じこだわりで、ガチョウとアヒルの羽根と羽毛を高級品へと変え続けています。今日、ピレネックスは、この格別な素材の生産に革新をもたらします。当社の工房は時間を止めて収益の追求をやめ、最高の職人たちに、そのノウハウと技術を結集させて比類なく純度の高い羽毛を探求するよう求めました。この最高級品の追求に欠かせない原材料は、フランス 南西部で最も美しい素材の一つに選ばれている、ピレネー地方産のアヒルの羽毛です。じっくりと時間をかける職人芸の厳格さと優しさが刻み込まれた革命的なプロセスによって、今日、かつてない保温性と軽さを誇る、この上ない品質の羽毛を得ることに成功しました。最も美しい登山用ジャケットや高級ダウンジ ャケットを保証する、この高級ダウンを、ピレネックスの最高級羽毛布団と枕に使用することで、「最高の」心地よさと軽さを実現します。
フェザーとダウンのアレルギーは神話それとも現実?

爪や髪と同様、ケラチンから構成される、羽根と羽毛は、本来アレルギーを引き起こすものではありませ ん。寝具が十分に通気されていない時や、手入れを怠った場合は、埃やダニなど、他のいくつかのアレルゲンによって、不快な症状が出る可能性があります。清潔さと完璧な衛生を保証するために、ピレネックスのフェザーとダウンには、複数回の洗浄の後、100℃以上の加熱殺菌装置で殺菌処理が施されます。そうすることで、ダウンは低アレルギー性になります。工程の最後に、最終製品は非常に高い清潔度に到達します。

実際、フェザーとダウンの中綿は、ポリエステルよりも湿気をより上手く逃すため、ダニがより遥かに繁殖しにくいのです。また、当社の綿製側生地の非常に緊密な織り方は、第一に羽毛を密封しておくためのものですが、ダニに対する自然なバリアとしても役立ちます。最近の研究によると、ダウンに含まれるダニの量は、ポリエステル製中綿ダウンに比べて8倍少ないことが示されています。

したがって、アレルギーのリスクを抑える最もシンプルな方法は、ベッドリネンを定期的にお手入れすることです。月に1~2回ほど片面一時間程度の天日干しをお勧めいたします。側生地の劣化を防ぐ為にカバーを掛けて干されることも良いです。干すことによりアレルゲンが除去され、フェザーとダウンの膨らみが回復します。

シルク製天然中綿
シルクは本来、健康的で、低アレルギー性であり、繊維が細すぎてダニが住めないため、天然の防ダニ性能を備えています。ピレネックスのシルク製掛け布団は、最適な品質を得るために手作業で梳られた絹の長い繊維を中綿として使用しています。これらの掛け布団は非常に通気性に優れ、使用者の体温に合わせて、非常に効率的に温度を調整します。これらの掛け布団は、特に就寝時にとても爽やかな心地良さと、室温に応じて優しい暖かさを与えてくれます。この掛け布団の特性がすべて保たれるように、お手入れは業者に依頼されることをお勧めします。
合成繊維の中綿
最高の品質を求めながら、合成素材を好まれる方のために、ピレネックスは窪みのあるシリコン製繊維を中綿に用いた掛け布団のシリーズをご用意しております。シリコンは、空気を内包することで軽さと断熱性が得られるだけではなく、天然素材の中綿に近い手触りも実現できます。これらの繊維は互いに滑り合うため、くっついて固まることはなく、天然素材の中綿のこれらの性質を擬似的に作り出すものとなっています。
天然中綿との違いは?
ダウンは合成繊維製の中綿に比べて、グラム当たりおよそ3倍の熱を蓄えます。 必要な単位重量当たりのダウンの量は他の素材に比べて遥かに少なく、非常に軽量であると同時に、より暖かい製品を作ることができます。この快適な天然素材は、耐用年数が長く、また体温に合わせた優れた温度調整性能を備えています。合成素材は経年により、平らになり押し固められることで、冷気のポケットが形成されるため、掛け布団をより頻繁に交換する必要があります。
中綿の保温性能

TOG値

これは保温性能、つまり空気を捕らえて素早く交換する能力を示す英国の測定単位です。

フィリングパワー
ピレネックスの強みは、ダウンのフィリングパワー、つまり膨らみの度合いです。CUIN(立法インチ)で計算されるこの値は、一定重量の中綿が一定の容積を満たす力を表します。占める容積が大きいほど、ダウンはより軽く、より優れた保温性能を備えています。フィリングパワーが500以上の製品は、非常に優れた品質を持つものとみなされます。ですが、いくつかの最も高級な商品において、ダウン90%またはダウン93%で提供しているピレネックスの最高級羽毛布団は、比類ない850cuinのフィリングパワーを実現します。

ダックダウン10%

+

フェザー90%

ダックダウン50%

+

フェザー50%

トラディショナルグースダウン90%

+

フェザー10%

ダックダウン90%

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フェザー10%

プレミアムセレクション グースダウン90%

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フェザー10%

レジェンド1859ダックダウン93%

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フェザー7%